イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

2014年からパパになりました。SEやってます。子育て記事を中心に、ダメなパパぶりを存分に発揮していきます。

育児で疲弊している中「ベイビーハラスメント」の記事を読むのはとてもツラかった

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皆様、こんにちは。

育児をしている身として、非常に気になるこんなエントリーを目にしました。

www.goodbyebluethursday.com

「ベイビーハラスメント」という言葉。言葉の定義としては「自分の赤ちゃんが泣いたり喚いたりしているにも関わらず、周囲に気を遣う素振りさえせず、あやすこともなしに放置する行為」としていますが、エントリーの内容からは親のエゴで赤ちゃんを連れ回すのはどうか、という意見もありました。

 

結論からいうと、このエントリーが私の心にずっしり重くのしかかってしまいました。少しそのことについて吐き出させていただきたいと思います。

 

最近は子育てで疲弊しています

息子は先日3歳を迎えました。生まれてから3年。とても月日が経つのが早いです。

この育児ブログは息子が1歳になる前に立ち上げました。ずっとコンスタントに更新を続けてきていましたが、実は最近、息子の成長に関する内容は1ヶ月に1度の成長記録以外ほとんどありません。

 

原因のひとつは、育児でかなり疲れてしまっていることです。私というよりは、夫婦が疲れています。

疲れている時は、ブログの内容も疲れたものになってしまうことが多いです。

ブログを始めた当初はストレス解消として子育てに疲れた内容も書いていこうと思っていたのですが、現実はそう思い通りにはなりません。疲れた内容を書くことによって、それを見た人が疲れてしまい、反発や批判を受けます。私の書き方も悪いとは思いますが、ある意味当然のことです。

そういった批判に晒されたとき、普段ならスルーできることも、疲れている時は心に大きなダメージを受けます。例えそれがごくごく少数の意見であったとしても、ブログを書こうとした時に「この内容ならこの批判を受けてしまう」とか「また叩かれるに違いない」というネガティブな感情に支配されて、結局はブログを書くエネルギーがなくなってしまいます。

 

息子も2歳から今に至る経過の中で、いわゆるイヤイヤ期に入ってしまい、その対応に毎日大変です。でも「大変」とブログに書けない毎日が続いています。

親として、見えない敵と戦っている日々

前置きが長くなってしまいましたが、冒頭であった「ベイビーハラスメント」のエントリーを読み、普段育児で消耗している自分の心に重い何かがのしかかりました。

 

育児に対するこういった反発は定期的に話題になります。ベビーカーに関しては様々なシチュエーションで話題になりますし、電車や新幹線での子供の騒ぐ声や泣き声もよくニュースやブログなんかで目にします。育児する前のマタニティマークだってそうですし、育休や産休についても是非について話題になることもあります。

散々そういう話題を見てきた私にとって、こんな風にネガティブに捉われないように行動しなければならない、という思いが強く、常に気をつけて行動しているつもりなんです。

いつ自分の行動が他人に迷惑をかけて、それがSNSなんかで拡散されるかわかりません。しかも本人は悪気がなくても、注意されて直す暇もなく無意識で迷惑をかけてしまうこともあります。SNSの投稿は基本イエローカードなどはなく、一発レッドです。本人にそう捉えられたらおしまい。

例えば公共の乗り物に乗る時は、子供が好きなおもちゃや飲み物などを持って行きますが、私の息子はスマホのアプリが好きだったりするので、それを見せることもあります。すると今度はスマホに育児を任せている、と批判されないかどうかで心配になります。

これは大げさではなくて、育児で疲れてくると本当に誰かに常に監視されているんじゃないかという思いで過ごさないといけなくなってきます。他の方はどうなのかわからないですけど。

 

で、じゃあ現実でそういった注意を受けたことがあるかというとそうではなく、やさしく声をかけてくれる人や笑顔を向けてくれる人が多いのです。そうやって少しずつ、自分は周りに迷惑をかけてないんだな、とか、見守ってくれてありがたいな、と思えるようになるんです。

まさに今日も少し混んでいた電車で息子が「席に座りたい!」と大声で何度も叫んでしまい焦っているところに、笑顔でどうぞと若いお姉さんが席を譲ってくれました。本当にありがたくてその時と降りる時にお礼をいいました。凄くホッとしました。

 

でも、きっとその他の人の中にはよく思っていない人もいたと思います。確かに私は優先席の近くにはいませんでしたし「子連れで乗るなら優先席の近くに行け」と思われたかもしれません。

そんな思いの中で「ベイビーハラスメント」のエントリーを読み、改めて、迷惑だと感じている人がいるんだ、とハッキリと認識させられます。「ああ、やっぱりそうなんだな」「自分は周りに迷惑をかけているんだな」と、また育児に対する自信がなくなってしまうのです。

 

いやぁ、しんどい。

そうして見えない敵との戦いはこれからも日々続いていきます。

親のために赤ちゃんを連れ回すことは、悪いことでしょうか

エントリーの中で触れられていた「赤ちゃんにとってメリットが全くないのに親のエゴで出かける」という点について。今は夏だからか、炎天下の中という記載がありました。

それを見て私は、生後1ヶ月に行う、お宮参りを思い出しました。9月でしたがその日は暑く、汗だくになりながら夫婦で少し遠くの神社まで出かけた記憶がはっきりと残っています。要するにこういうことがダメといいたいのでしょう。

お宮参りの写真[1ヶ月] - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

その時の写真は今でも家で飾っていて、大きくなった息子が自分のことを見て「ぼくが赤ちゃんのころ」といっているのを見て、成長を感じたりします。それだけでも嬉しくて泣きそうになります。

でも当然息子はその時のことは覚えていません。やっぱり親のエゴなのでしょうか?家族の思い出作りに赤ちゃんを連れ回すこと自体、そんなに非難されることでしょうか?

 

私はまだ子供はひとりしかいませんので、息子が初めての子育てです。何が正解かわかりません。本人が覚えていなくても、こういう景色を見せてあげたいとか、こんな経験をしてもらいたいとか、そういう自己満足で赤ちゃんを連れて行くことがあります。そうすることで自分の親としての自信に繋がっていくことだってありますし、精神的に楽になることだってあるのではないでしょうか。

子供が健康に育つためには、親が健康であることも重要です。小さい頃にそういった場所へ連れて行くことで親のストレスが解消できるのであれば、それだけでも大きな意味があると思うんです。

だからといって、迷惑をかけていい、というわけではありませんけどね。

 

そもそも外出自体、それぞれの家族がどのような事情でしているかもわからない状態で、全て丸めて否定してしまうのは配慮に欠けると感じます。

炎上狙いだとしても

このエントリーには炎上狙いというコメントがいくつかありました。本人はどうかわからないですが、せめて炎上狙いであって欲しいです。

ただ、世の中には育児で疲弊している人はかなり多くいると思います。例え炎上狙いだとしても、当事者にとっては非常に敏感な話題です。恐らく、筆者本人が思うよりずっと、こういったことに深く傷つく人がいるということを自覚したほうが良いと思います。

まとめ

「ベイビーハラスメント」についてのエントリーを見て、思ったことを書かせていただきました。どちらかというと私個人の経験ベースですが、客観的なアンサーエントリーはこちらがとても共感できました。

kopelani.hatenablog.jp

 

なかなか育児ブログを書けなくなっている中でこういうのを目にしてしまうと、非常につらいです。

最後に、私も過去に炎上記事を書いてしまい、もしかしたらたくさんの方を傷つけてしまっていると思いますが、そのことは今回は棚に上げて書いています。その節は大変申し訳ありませんでした。これはこれとして、意見させていただきますので、できれば過去の傷は触れないでいただきたいです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

んだば、まだ。