皆様こんにちは。
毎年夏は一気にやってきますよね!特に都内ではエアコン無しでは生きていけません。暑くなってからいざエアコンをつけてみたら嫌な臭いがするなんてこと、よくあります。
独り暮らしの時はそれほど気にしていなかったのですが、今は猫も飼って子供も小さいので、やっぱり空気を清潔に保たないといけないという意識が強くなりました。
結論から申し上げますと、ぶっちゃけエアコン洗浄を完璧にやるのであれば業者に頼むのが1番だと思います。それでも私が「くうきれい」を使って何度も自力で洗浄している理由は、そこそこの値段でそこそこの効果が得られるからです。さらに複数回行うことで時間や労力もそれほどかからずできるようになります。
この記事では自力で実際にエアコン洗浄をしてみて、くうきれいの使い方やメリットデメリット、他のあった方がいいものなどを記載していますので、是非参考にしてみてください。
用意したもの
今回使用した製品は「くうきれい」というものです。ファン用を買いました。Amazonのレビュー、口コミもメチャクチャ多く、実績の多い商品です。
この製品は洗剤用のムースとそれを洗い流すリンスが2本セットになっています。更に液垂れキャッチ用のビニールがついてます。
上の写真にペットボトルが写っていると思いますが、こちらはセット内容には含まれておりません。なぜ必要かと言いますと、洗い流すリンスが経験上絶対に足りないからです。
口コミにも足りないという意見が多数ありましたので、きっと私だけではないはず。
そこで私が用意したのは、ペットボトルにセットするためのノズルです。写真のものはAmazonで既に売ってなかったので、以下のようなものが使えるかと思います。
※2018年7月更新 後日実際使ってみました。
オススメは先端部分が長くなっているものです。紹介したものはロングノズルがついていないものも売っていますが、ファンを回転させながら洗浄する方が効率よく、エアコン内部のカビの洗浄もノズルがあった方が洗浄能力が高くなります。値段は少し上がりますが、ロングノズルがいいです。
通常の霧吹きタイプのものでも使えると思いますのでこちらでも。
加圧式のものは加圧する手間が多くかかり、噴射は楽にできます。対してハンドスプレーは加圧の手間がない分、連続でスプレーすると腕に負担がかかります。
負担的に楽なのは前者、面倒じゃないのは後者といった感じでしょうか。
もしお試しで使ってみたいという場合は、100円ショップでも似たようなものが売っているようです。
それから、ノズルの件にも関連しますが、洗い流すのに大量の水を使うため、付属品ではなく専用のカバーを買っておいてもよいかと思います。
こちらは排水チューブがついているので、排水をバケツなどで受けるようにしておけばいくら洗浄用の水が多くても剥がれることを気にする必要がありません。Amazonでもかなり高評価が多く、何度でも使用できるのでコスパは充分高いと思います。
カバーを買わないのであれば、商品付属のカバーを養生テープなどで補強するなどの工夫をした方が安心です。
おおまかな流れ
大体の流れは以下のとおりです。
- 準備(約10分)
- 洗剤の吹付けと待機(約30分)
- 洗い流し(約60分)
- 試運転、後始末(約20分)
全体で言うとだいたい2,3時間あれば終わるかと思います!
※大体の目安なのであしからず。
個人的には慣れてくると2時間くらい、結構大変ですが女性でも無理な作業という感じではないです。
準備
まずエアコンのコンセントを抜いて、ファンが見えるように手で入り口のところを調節します。
こんな感じですね。見えにくいですが。
そんでもってその後はビニールを取り付け!リャンメンテープになってるんで、貼り付け貼り付けしていきます。
エアコンの機種にもよると思いますので、隙間ができるようであれば補強をして漏れないようにしてください。専用カバーを購入する場合はそれを使用します。
これで準備は完了です。
洗剤の吹付けと待機
この状態になったら早速洗剤をつけていきます!ムースの方ですね。注意点として、このムースは泡泡するタイプなので、まずよく振ってください!
実は私はここであまり振らなかったので泡泡具合が弱くて少し失敗しました。
吹きかけた直後はこんな感じです!
本当だったらもう少し泡があって汚れを浮かせている感じが出るはずなのですが、こんなもんです。なんか損した気分。
説明書にもありますが、先端のノズルを利用してファンを回転させながら満遍なくスプレーをしていくと効果が高くなります。
コツとしては、1ヵ所に集中してやるのではなく少しずつ吹き付けていくことです。それほど大量にあるわけではないので、全体にいきわたるように注意します。
この状態で20分程度待ちます!かなり汚れていると感じる場合は、もう少し時間を置いてもよいと思います。
するとすると、早速ですが汚れを引き連れて泡が落ちてきます。
長年の汚れを引き連れて落ちてきていますね。
そんで、下のビニールにもどんどん溜まっていきます。若干閲覧注意。
わかりやすいように並べてみたベビー麦茶と比較してもこの通り(笑)
多分黒烏龍茶くらいの色になっています!
洗い流し
ある程度放置したら、洗い流しです。私はここが1番時間がかかりました。
説明書どおりに、2つ目のリンスのスプレーで洗い流していきます。
だがしかし、これが予想通りぜんぜーん足りないわけです!泡泡が全く流れません。
なので、ここで最初に出てきたペットボトル(もしくは霧吹き)の出番がやってきます。ペットボトルに水を入れて、その水をファンに向けて吹きかけて泡を落としていきます。当然ながら泡と一緒に汚い汁が落ちてきます。
正直これ、やってるとキリがないです。ファンの内部に付着した泡がかなり多く、全部を洗浄しようとするといつまでも続いてしまうと思います。どこかで諦めることをオススメしますが、やってみた結果どうなるかも気になります(笑)
私の場合はだいたいペットボトルで5回くらいおかわりしてやっと終わりました。リンスを最後に残しておいて、先に水洗いして仕上げにリンス剤を使用するといった使い方の方がよいかもしれません。
その状態がこちら!またまた閲覧注意。
めちゃくちゃ汚れてますね。
そんでもってここで注意なのは、ビニールが重さに耐えられなくなって、この黒烏龍茶が落下してしまう可能性があることです!
このビニールってくうきれいの付属品なんですよね。ということは、もともとこのビニールはスプレー分の重さを保証するだけのものなので、追加で洗浄する分は考慮されていないはず。なのでペットボトルの水で洗浄しながらもこちらの方に気をつけないといけません。
写真でも今にもはちきれそうですよね。
それもそのはず、実は今回もベリベリっと音がして慌てて対応しましたが、この黒烏龍茶がリビングにぶち撒かれることを想像して戦慄しました(笑)
ですので、私は付属品で対処しましたが上の方で紹介した別売りの専用カバーを使うのも検討してもいいと思います。
試運転、後始末
ここまで来たらあとはしばらく水滴が落ち着くのを待って、エアコン本体に汚れが残ってしまった場合は拭き取ったりなんかして、試運転をします。
試運転時は風によって中から水滴が引き連れられてくるので、タオルを用意して風が出てくるところに当てておきます。
暫く試運転をしたら、おめでとう!やっとこれで終わり!これで気持ち良い風がエアコンから出てくることでしょう!苦労した甲斐あって、臭いはなくなりました。
おまけ
今回詳細手順はファンの掃除ですが、フィンの方も一緒に掃除しました。使用したのはこちらです。
これもフィン洗浄では定番のものです。
こちらの方はとにかく吹きつけまくればおしまいなやつですので、特に難しいことはありません。
時間を有効に使いたい場合は、泡の洗剤を吹き付けて待機している時間にこの作業を行うとよいです。とてもお手軽なので、フィンの清浄はこまめにやってもそんなに負担にならないと思います。
まとめ
「くうきれい」を実際使ってみて、その使い方やコツ、その他注意点などをひととおりまとめてみました。
実はこのエアコン、マンションを購入した時に前の家主が置いていったものなので、何年分の汚れかはわからないんです。でも少なくとも1年に1回くらいはメンテナンスしてもよいかもしれません。もの凄く汚れが取れて、びっくりしました。
改めましてポイントをおさらい。
- 洗い流し用の水を吹きかけられる用具を別途用意する
- ムースの吹きつけの前にはよく振る
- ビニールがオーバーフローしないように気をつける(専用品で対応する)
こんなところでしょうか。あとはだいたいマニュアルどおりいけるはずです。
いやー、途中の洗い流しのとこで、腕パンパンや……(笑)
またやるときはこのブログを見直してやってみようと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
んだば、まだ。