イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

2014年からパパになりました。SEやってます。子育て記事を中心に、ダメなパパぶりを存分に発揮していきます。

【誰のため?】慣らし保育はどんな準備が必要な期間なのか

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4月中旬から始まった慣らし保育。認可保育園に落ちて、それなりに頑張って保活をして、少しの間待機児童となったあと、やっとのことで見つかった無認可園に滑り込んでから我が家は少し慌しくなりました。

そんな中で、一体慣らし保育というのは誰のためのものなのか、誰がどんな準備をする期間なのかということを考えさせられたのでアウトプットしておきます。ネガティブなことが多いですがご容赦ください。

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子供が初めて母親と離れる時間への準備

まず慣らし保育が誰のためかと言われたら、子供のためと言えると思います。

生まれてきてから今まで、家族と親戚以外と一緒に過ごした時間は殆ど無かったと言っていいくらいずっと一緒にいました。小さい頃はママが美容室に行くときにも連れて行ってお腹に乗せたまま髪を切ってもらったりしてましたから。

それがパパともママとも違う、全くの他人と1日あたり6時間や7時間過ごすわけですので、慣れが必要です。それは保育園という空間に慣れること、保育士に慣れること、そして他の同じくらいの歳の子供に慣れること。小さい社会への慣れとも言えると思います。

いきなり長時間預けると肉体的な疲れももちろんですが、何より精神的な疲れがあるでしょう。それが連日続くとなると大変ですから、まずは短時間で日程も空けて、徐々に長時間で実際の預けるスケジュールに近い形にしていきます。

 

母親も同様に子供と離れる準備

子供が慣れるのと同時に、母親も慣れなければいけません。私は育休を取得しませんでしたし、仕事で子供が寝る時間に家に帰れなかったりして全く会えない日も普通にありましたが、母親となると違います。

子供にとっての母親と同じように、母親にとって子供と過ごす時間は、極端なことを言ったら24時間一緒なわけです。その中には楽しい時間はもちろんのこと、辛い時間も沢山あったと思います。トイレに行かせてくれー!と何回言ってたか。

でも他人に預ける辛さとはまた別ですよね。私はママではないので全部はわからないですが、そういった気持ちに慣れるための期間であるとも言えると思います。少なくとも私が妻を見ていてそう思いました。

 

母親の職場復帰への準備

そもそも何のために保育園に預けるか、その目的は母親が仕事を再開するためです。我が家の場合は1歳半を過ぎて保育園に預けたので、産休と合わせると2年間くらいは会社を休んでいたことになります。

2年間のブランクでいきなり職場復帰するとどうなるか、私には想像がつきません。
しかも女性で妊娠と出産を経て体力は落ちているでしょうし、男性のブランクとはまた違った側面もあるでしょう。私なんかゴールデンウィーク明けですら色々きつかったですから。不真面目なんで。

実は育休は初めてですが、妻は病気で1年半の長期休暇の後に復職したことがあります。復職の際に図書館に通ってシミュレーションしたり、復職直後の疲れた様子を間近で見ていましたから、私の妻に関して言えば特にこの時間を利用して慣れておくことが絶対に必要と言えます。

 

じゃあ父親は何もしなくていいの?

慣らし保育?保育園に通わせても父親って今までどおり仕事していればいいんでしょ?と思う方もいるかもしれません。私の場合はそうでした。

もちろんそれで回る家庭もあるのかもしれません。でも通わせてみて気づいたんです。自分もちゃんと準備をしなければいけないということに

そのきっかけは慣らし保育で息子が熱を出したことです。

息子が熱を出すと家族に移ります。特に体力の弱った母親に移ります。それなのに夜中に具合が悪くて子供が起きたら看病するのは母親がメインです。なぜなら父親の私は仕事があるからです。

でもよく考えたらもう母親も仕事に行きます。今その準備をしています。もう数週間後には同じ立場になるわけです。そうなったら1人知らん顔で仕事して残業して作ってもらった飯を食って、とりあえず「大丈夫?」と声をかけて寝ているわけにはいかなくなりますよね。

母親が寝込んでいたら父親が家事をしなければならない。子供の世話も必要になる。これは当然のことです。

母親が寝込んでいる場合は尚更ですが、母子が健康でいた場合でも、子育て期間に専業主婦状態の家事分担になっている場合は、家事の役割分担も見直さなければなりません

 

そして子供が熱で預けられない時に毎回母親に診てもらうのではいつまでも復職ができないし、気持ちの面で会社に負い目を感じてしまう。特に妻の場合はその傾向が強いと想定されます。子育てしながら休んでばっかりな社員にネガティブな感情を持つ人も多いでしょう。

そうなることを防ぐためには、父親として時には休みも使いながらサポート役に回るための準備も必要なのは予測できます。

そのために今家事分担についての話し合いをし、今まで殆どやったことのなかった料理などにもチャレンジしています。

それから会社には在宅勤務の申請をして、どうしても帰らなければいけなくなった時にも対応できるように準備をしています。

幸い職場の制度は充実しているので、その点は本当に良かったと思います。

 

まとめ

実際慣らし保育なんてたいした問題もなくすんなりとうまくいった家庭もあるのかもしれませんが、息子が熱を出して自分以外がダウンしたのをきっかけに、慣らし保育中にできる準備はやっておかなければいけないなと思うようになりました。

これから息子が体調を崩すのが頻繁になると思うと気が滅入りますが、なんとかうまくやっていきたいものです。