皆様、こんにちは。
いよいよ始まりました「エリック・カール展」!
エリックカールといえば「はらぺこあおむし」が大変メジャーですよね。息子もあおむしが好きで、絵本でもアプリでもお世話になっています。
そんなエリックカール展に早速行ってきましたので、内容の方を詳しくレポートしてきます!長めです。時間のない方は↑のあとで読むをご利用ください。
エリック・カール展概要
【Webサイト】
【開催時期】
2017年4月22日(土)-7月2日(日)
【開催場所】
世田谷美術館
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
【開館時間】
午前10時~午後6時
【アクセス】
- 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、もしくは美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
- 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
- 小田急線「千歳船橋」駅から、田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
【チケット】
- 一般 1,200円
- 65歳以上 1,000円
- 大高生 800円
- 中小生 500円
突入レポート
それでは中身の方に参ります!
朝一から1人で向かう
今回はなんと子供を連れて行かずに1人で行ってみました!というのも、美術館で展示という関係上、2歳の息子が行ってちゃんと楽しめるかどうか不安だったからです。
アクセスを見ておわかりのとおり、最寄駅からバスに乗る必要があるため、車がない我が家だと比較的時間がかかります。
ですので、一旦私が下見に行って楽しめそうなら改めて家族全員でまた来ようということになりました。
というわけで、初日の朝一開館時間の10時をめがけて世田谷美術館へ怪しい中年が行ってまいりました。
用賀駅から徒歩で約20分ほど、途中で砧公園を抜けてやっと到着。
なかなか歩きましたがちゃんと着きました。実は初日は先着順でカールさんのサイン会のイベントがあったのですが、間に合わず。やっぱり初日ですし、人気があるので無理でしたね。
世田谷美術館へ入場!
さぁ、では中に入りますよ!
入口から入るとすぐのところに特設ショップがあります。
もう既に人だかりができてました。早速の盛り上がりにびっくり。
当日券は入口に入ってすぐのチケット売り場でも売っていますが、ネットであらかじめ購入しておくと並ばなくて済みます。ただ、並びもそこまでではなかったです。
色々ありますが私はここで買いました。
来ている方の層を見てみると、圧倒的に子連れの家族で来ている方が多いです。そりゃ当たり前か。でも意外にも男性1人とか女子学生で何人かっていう感じの人もいました。
入口あたりにあった注意書きです。展覧会はベビーカーOKですので小さな子供でも安心ですね。ベビーカー置き場もあって、そちらも利用できます。
展示会の中に入る前に注意書きがありました。
写真やビデオは不可です。そして特に子連れで注意したいのは触ったりするのはダメで、飲み物を飲んではいけないというところ。
飲み物に関しては、小さい子供の場合は事前に飲ませておいた方が良さそうですね。
展示会場へ入場
それでは肝心の展示会場へ入場です。
開場入場前に有料の音声ガイドも頼めます。私は頼みませんでしたが、大きめのお子さんや大人だけで行った場合なんかは音声ガイドも結構相性良いと思いました。
さて、写真が撮れませんのでレポートに困るのですが、仕方がないのでイメージ図を書きました。それを元にイメージだけでも伝えられたらと思います。
まず展覧会場へ入るとすぐにエリック・カールさんのビデオメッセージがテレビで流れています。
そしてそのすぐ後にはいきなりあおむしの動画がプロジェクターで壁いっぱいに投影されていました。
こんな感じです。イメージですからね。ちなみに照明は薄暗くしてあります。
これには来ていた小さい子も壁の近くまで寄って興味深そうに見ていました。客層が家族連れということもあり、美術館という場所ですが割と騒がしいです(笑)ですので、美術館で騒いじゃうといけないという心配はしなくても良さそう。
ここを抜けるとあとはずっと展示だらけです。最後まで同じような展示が続きます。
Part1が「エリック・カールの世界」として、よく知られた絵本の最終原画を展示しています。Part2が「エリック・カールの物語」として、絵本にとどまらずエリック・カール自身に焦点を当てた作品が紹介されています。
特にPart1の展示はこんな形式でした。
説明と絵がセットです。まぁ割とよくある構成だと思います。ただ、説明の部分が絵本の文章の一部を引用しているので、子連れで来た場合に大きな絵本を見せているような感覚で作品を見ていくことができます。
あ、一応いっておきますけどこれは「パパ!お月さまとって!」のワンシーンですからね!わかると思いますが。顎が尖っている人とか、モアイではありません。
原画は全部で160点ほどありますので、盛り沢山です。中には絵ではなく工作の作品なんかもあったりします。
あおむしなどの代表作を特集しているというわけではなく、エリック・カールの作品を満遍なく展示しています。
展示会場から出る
ひととおり満喫したので会場を出ると、出てすぐのところにいくつかの絵本と年表が掲示されていました。
何歳の時に何を出版したかなどが書いてあります。カール氏は2017年で88歳だそうです。はらぺこあおむしは40歳の時に出版してます。
絵本も既に何組かのご家族が子供に読ませていました。
会場を抜けると入口のグッズ売り場に戻ります。せっかくなので、お土産としてポストカードとミニトートを買いました。
日本語メッセージ入りのグッズは今回限定みたいですね。
【鑑賞の記念にどうぞ! その3】
— 【公式】エリック・カール展 (@Ericcarle201718) 2017年4月20日
特設ショップでは、会場限定で販売するオリジナルイラストの『はらぺこあおむし』デザインのグッ
ズも販売します。「KONNICHIWA」「ARIGATO」「DAISUKI」の日本語メッセージとあおむしのコラボレーション。本展限定グッズです! pic.twitter.com/HLhvQi4mMd
私は購入しませんでしたが、2,200円の図録が結構人気でした。かなり分厚かったのでボリュームがあると思います。
周辺施設
展示の他にいくつかあった施設にも触れておきます。
休憩室
1Fが展示場ですが、2Fに乳幼児用の休憩室が用意されています。キッズスペースみたいなものでしょうか。トイレも2Fです。
休憩室には絵本やおもちゃなどは特になく、シンプルにジョイントマットが敷いてある広いお部屋です。授乳室はカーテンで区切られていて、同じ部屋に用意されています。
食事処
お食事はレストラン「ル・ジャルダン」とSeTaBi Café (セタビカフェ)で取れます。どちらの施設も美術館の中からも外からも繋がってます。
セタビカフェのメニューはこんな感じです。
詳細は以下のWebサイトでどうぞ。
砧公園
美術館から出たところには砧公園というかなり大きな公園があります。
午前中からかなりの家族で賑わっていました。美術館とは直接は関係ないですが、子供が喜ぶ場所ですので、子連れの方は行きや帰りに寄っていくのもいいかもしれません。
感想
1人で見て回った感想です。素人ですのでその辺はご容赦を。
まずやっぱり有名な絵本の原画を見れるっていうのはホントに素晴らしいことだと思いました。カール氏の作品の印象はカラフルな色使いと動物って感じでしたが、その迫力を充分に堪能できましたし、昔に描いたものや人物の絵など、全然知らない作品も楽しめて良かったです。
ただ、これが子連れで来たときはどうかなぁと考えると、比較的展示の連続だけなので飽きてしまう可能性もあると思います。例えば特定の絵本だけが好きとか、とにかくあおむしが好きっていう子供だと見てるだけなので楽しめるかどうか微妙なところです。
入場チケットも大人1,200円とそれなりに高いですので、そのあたりも検討ポイントですね。
絵本が大好き!って子であれば相性が良いと思います。
まぁ最悪飽きたら砧公園で遊ばせれば良いのではないでしょうか(笑)
恐らく親世代でもカール氏の作品で育ったという人は多いと思いますので、そういう方は是非是非オススメです!
混雑具合ですが、初日ということもあってか、そこそこ混んでました。展示を順路どおりに辿って見ようとするとちょっとした待ち時間があります。ですので5月の連休中は要注意かもしれません。
電車で来にくいので、電車でくる場合はバスを計画的に利用されると良いと思います。美術館にあった時刻表を貼っておきます。
バス停の場所
時刻表
期間中のイベント
イベントに合わせて行くという手もあります。日程を載せておきますが、詳細は公式Webにて要チェックです。
- 開催記念講演会「エリック・カール~その人生と受け継がれていくもの~」(仮):4月23日(日)
- おはなし会「みて きく エリック・カール えほんの せかい」:4月27日(木)、5月13日(土)、5月25日(木)、6月3日(土)
- おはなしコンサート「カールさん の おたんじょうび」:6月10日(土)
- 【会期中毎週土曜日開催!】 100円ワークショップ
- 美術と音楽の対話「音が見える!? ちょうちょと魔笛」:5月28日(日)
- 美術と演劇のワークショップ「えんげきのえ」:6月18日(日)
有料のもの、抽選のものなど内容は様々です。
まとめ
エリックカール展へ初日に突撃してきましたので、展示概要含めレポートさせていただきました!展示内容は撮影不可でしたので、ガイ画伯によるイメージでお届けです!
家族で楽しむもよし、幼少期を懐かしむもよし、芸術を味わうのもよし、カール氏に触れた人は是非訪れてみてはいかがでしょうか!?
これからゴールデンウィークに入りますので、そのお出かけ候補としても良いと思います。
締めに私的オススメ絵本でお別れさせてください。
説明不要の大ベストセラー!やっぱり定番あおむしですね。本物はあんな気持ち悪いのにこの世界だととっても可愛いから不思議なものです。
これはコラボ絵本。日本の絵本は右開き、外国の絵本は左開きという特徴を活かして、真ん中で2つの物語が出会うという素敵な作品です。
最後までご覧いただきありがとうございます。
んだば、まだ。