皆様、こんにちは。
今回のエントリーは月曜から金曜が仕事で土日休みの方に特に当てはまる話題となります。私自身がそのような業務形態ですので、当てはまらない人にとっては不快な内容かもしれません。ご了承ください。
さてさて、巷では2017年のカレンダーが絶望的だと騒がれておりますが、ご存知でしょうか。
祝日が土曜と重なる2017年
どうやら2017年は土曜と祝日が重なっている日が複数あって、土日休みの人にとっては休みが少なくなっているらしいですね。
調べてみると絶望を感じている記事なんかもよく見かけます。
ウソだろ…… 2017年のカレンダーに絶望する人が続出 「鬱になってきた」「シルバーウイークどこいった」 - ねとらぼ
実際にカレンダーを見てみますと、こんな感じになっています。
土曜日と祝日が重なっている部分をわかりやすく赤丸で囲んでみました。以下の4つの祝日が重なっているようです。
- 建国記念の日(2/11)
- 昭和の日(4/29)
- 秋分の日(9/23)
- 天皇誕生日(12/23)
これでもかってくらい重なっていますね。4つも重なるなんてあんまりですよ!どうしてくれるんですか。
1番注目すべきはシルバーウィーク。シルバーでもブロンズでも何でもない、単なるウィークになってます。絶望ですわホント。
じゃあ有給休暇強化年間にしません?
そこで私は思うんですけど、2017年(もしくは2017年度)はこれをきっかけに年間を通じて有給を意識的に取る1年にしてはいかがでしょうか。
祝日休めないなら自分で有給休暇を使って休めばいいじゃないですか。皆さん働きすぎなんですよ。例えば来年から祝日全部なくなりますよって言われたら「はい、わかりました」って言ってカレンダー通りに働きます?さすがに有給をいつもより多めに使いますよねきっと。日本人ならそのまま働きそうで怖いですが。
祝日で土曜がつぶれたなら、その分有給使って休みましょうよ。せめて、休めるけど休むのが気まずいとか、どっちでもいいけどとりあえず会社来てるっていう、取れるけどなんとなく取ってない人は是非休みましょう!
こんな感じで絶望のカレンダーを有給消化のきっかけにできるといいと私は思っています。
全員が今より4日多く有給を取得すると……?
せっかくなので現在の日本人の有給取得率の平均なども触れたいと思います。平成27年の就労条件総合調査結果からすると、平均の有給取得率はどうやら47.6%だそうです。
もう少し詳細に書きますと、労働者1人平均に支給された有給休暇が18.4日であり、そのうち労働者が取得した日数が8.8日で、これを計算した結果が47.6%とのこと。
更にこの47.6%の数値を国がどの程度まで引き上げようとしているかというと、2020年までに70%の取得率が目標数値となっています。
参考:http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/20barrier_html/20html/pdf/besshi01.pdf
そしたら今度は、70%って何日取れば達成できるのよ!ってなるじゃないですか。それは先ほどの平均18.4日というデータをそのまま利用して、これに70%を掛けてみます。すると出てくる数値は約12.9日です。
現状が8.8日で目標が12.9日。その差は約4日。
つまり、2017年つぶれた祝日の4日分、いつもより多く有給休暇を全員が取得すれば目標達成できるんです!
さぁ日本人よ、休みましょう!
まぁ、冒頭で述べたとおり全員が全員土日休みではないですし、つぶれた祝日の分ゴールデンウィークは休みやすくなっていますから、そうそううまく当てはまることではないのは承知していますけどね。
でも皆が休まないと変えられないじゃないすか。プラス4日休めば目標の70%っすよ!
ちなみに私の近年の取得率
個人的な話ですが、私の2015年度の有給休暇取得率は100%以上、2016年度は2017年1月時点で80%程度です。しっかり休ませてもらっています。これも周りのサポートのおかげです。ありがとうございます。
子供が生まれてからは色んな理由で会社を休まなければいけない日が増えたというのも1つの理由かと思います。絶望の2017年もどんどん休むつもりでいます。
まとめ
2017年は祝日が4日も土曜で潰されている、土日休みのサラリーマンにとっては絶望の年ですが、これをきっかけとして、あったはずの祝日を有給消化してしまいましょう!
潰れた4日分、いつもより余計に休めば国の目標の70%に届きます!有給消化までがお仕事ですよ!
ちなみに有給休暇取得率の企業ランキングもありますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
最新版!「有給休暇取得率」トップ300社 | CSR企業総覧 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
最後までご覧いただきありがとうございます。
んだば、まだ。