イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ

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プロ野球の敬遠が申告制に?何でもMLBに習う必要はない!

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皆様、こんにちは。

今日は野球の話題です。日本のプロ野球の敬遠(故意四球)について、メジャーリーグで敬遠が申告制になったということで、それを日本のプロ野球でも導入する可能性がある、ということだそうです。

MLBでは既にルール変更が発表されました。

米大リーグ 1球も投げない敬遠ルールなど変更発表 - MLB : 日刊スポーツ

これ、どうなんでしょうか!?最初に言っておくと、私は反対です!このルールの導入はやめて欲しいです。理由などをもう少し詳しく書いていきます。

敬遠の申告制とは?

まずニュースの内容から簡単に説明します。ニュース本文にはこんなことが書かれています。

※リンク先は既に削除されてしまったようです。

大リーグ機構が、敬遠四球とストライクゾーンに関するルール変更を選手会に通告したと、スポーツ専門局ESPN(電子版)が6日に報じた。敬遠四球については、意思表示すればボールを4球投げなくても打者を一塁へ歩かせられるようになる。選手会の同意が得られれば、野球規則が改定されて今季から導入されるという。大リーグで変更された場合、日本でも来季以降に導入される可能性がある。

出典:敬遠、大リーグで「申告制」に? 日本も来季以降導入か (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

大リーグではもう採用決定なんですかねこれ。敬遠しますって宣言すれば投げなくても打者が一塁に向かうことができるってことですか。そうですか。

実はこのルール、ソフトボールの方が先行で実施しているみたいですね。以下引用します。

なお、ソフトボールの国際ルールでは故意四球にしたいと思ったらそのことを球審に告げるだけでよく、投球の必要は無い。日本も2013年のルール改正で国際ルールと同様になった(改正前までは投球しなければならなかった)。

出典:故意四球 - Wikipedia

ソフトボール→メジャーリーグときて、日本のプロ野球も続く、という流れなのでしょうか。

故意四球申告のメリットって?

じゃあこうするメリットって何なのよってのを私なりに考えてみました。

時間短縮

これはニュースサイトでも挙げられていますが、もうどうせ四球になることが決まっているなら無駄に間延びするよりもさっさと試合を進行させた方が合理的だ、ということですね。

どうやら1回の敬遠あたり約1分の時間短縮になるようです。現在プロ野球は時間短縮に努めていますから、少しでもその短縮した方がいいということなのでしょう。

投手の球数節約

投手の肩は消耗品と言われていますから、無駄に4球投げずに済みます。

あとは暴投とかしないから精神的にも消耗しないでしょうか。

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でもやっぱり反対!

メリットを挙げてみましたが、私としてはやっぱり反対なんですよね。その理由を書いていきます。

敬遠中も何が起こるかわからない!

結局これなんですが、敬遠中も野球をやっているわけですよ。ボールは生きているわけです。

今までもレアケースとは言え、新庄選手やクロマティ選手がヒットを打ったり、敬遠中に暴投を投げてしまったケースがあったり、必ずしも打者が一塁に進むだけではない何かがありました。

それが無くなってしまうのはあまりにも寂しい!実質一塁に行けば投げなくても同じでしょっていうのはわかるんですが、その理論で行くと、ホームラン打ったらダイヤモンド1周走らなくていいでしょって言っているのと一緒ですよね。いやー寂しいじゃないですか。「じゃあ4球投げたことにして……」とか、野球じゃないでしょう。

敬遠中にブーイングを受けている投手と、敬遠されている打者の次の打者の表情なんかも、4球投げている間にそれぞれの心理状態を見ることができて、それもまた魅力だと思うんですけどね。

何でもかんでも無駄は排除って、ここの部分に関しては同意できないなぁ。

メリットが薄すぎる!

そして得ることができるメリットがあまりにも少なすぎるっていうのもまた反対の理由の1つです。

時間短縮に関しては効果は1回あたり約1分と出ています。1分だったらよくないですか?やらなくても。1試合に敬遠なんてそうそうあるわけじゃないです。しかも半分勝負で半分敬遠なんかの時は申告しないでしょうから、明確な敬遠だけに限ったらもっと少なくなってほとんど効果ないでしょう!

そこの1分を頑張るなら、例えばもう少し攻守交替のスピードアップを頑張ってもらいたいです。野球ってなんとなくスポーツなのにダラダラしたイメージがあるのは全体のスピード感のなさが原因なのではないでしょうか。てきぱきと攻守交替をすれば四球の1分よりも数倍時間短縮ができるはずです。

 

それから一応挙げさせてもらった投手の肩の問題ですが、これは4球投げると言ってもキャッチボールとそう変わらないでしょうからあまり問題視する必要はないのでは。それよりも敬遠中の緊張感の方が、敬遠とは言え真剣勝負している雰囲気があっていいと思います。

何でもMLBに合わせる必要はない

最近プロ野球はメジャーリーグに合わせて続けて大きなルール変更をしてきました。

ビデオ判定とコリジョンルールですね。このルール変更の時も一定の反対はありましたが、私個人の考えとしてビデオ判定は誤審をなくすため、コリジョンルールはキャッチャーの安全を守るためということで納得していました。

コリジョンはまだまだ過渡期にあると思うので現状では納得のいかない判定もありますが、根本のルール改定については大きく反対というわけではありません。

でも今回の四球申告制のルールは従う必要はないのではないかと思っています。メジャーがやるならこっちでも、と何でも習う必要はないです。しっかり考えて決めた方が……メジャーではイチローも反対しているという話もありますし、選手達は納得するのでしょうか!?

まとめ

敬遠(故意四球)がメジャーリーグで申告制になったことを受け、日本でも来季からそのルールを適用する動きがあるというニュースがありました。

私個人は反対です!できれば敬遠は今のまま残しておいてほしいと思います。皆さんはどう思うでしょうか?

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

んだば、まだ。