Google Maps APIポリシー変更の影響範囲とマップ画像貼り付けの注意点
皆様、こんにちは。
先日、GoogleMap関連でこんな記事がありました。
Google Maps APIのポリシー変更があったというものです。
主旨を引用させていただくと、こんな記載があります。
Google Maps API無償版のポリシー変更が6月22日に発表され、猶予期間が10月12日で終了した。
このポリシー変更は、Google Maps APIを利用しているユーザーにとって大きな影響があり、「突然、ウェブサイトの地図が表示されなくなる」という可能性もあるものだという。
「APIキーを取得していなければ(場合によっては取得していても)突然地図が表示されなくなる可能性がある」ということで、結構ビビりますよね。自分に影響があるのかないのかわからない人もいるかもしれませんので、このポリシー変更が誰に影響あるのか、それから改めてGoogle Mapを使う上で注意すべきことは何なのか、書いてみたいと思います。
Googleマップからiframeで埋め込む方法には影響がない
まず1番重要なのは、Googleマップから「地図を埋め込む」を選択してWebサイトに地図を貼り付けている場合は全く影響がないということです。
画像のイメージは以下になります。
地図を表示してから「共有」→「地図を埋め込む」を選択するとiframeのタグが表示され、HTMLを貼り付けると地図を埋め込めるという方法です。多くの方がこの方法で地図を埋め込んでいると思います。
この方法は現在のところAPIキーが不要で、こちらについては今回の影響範囲には含まれません。Googleマップを自分でカスタマイズし、この方法以外で埋め込んでいる場合は影響を受けますので要チェックです。
画像での貼り付け方法の注意点
スクリーンショットは違反の可能性あり
まず大前提として、GoogleマップをWebサイトに画像に貼り付ける際にスクリーンショット画像を載せると違反になる可能性があります。
共有できないもの:
- 保存した場所を含む地図(自分専用のため)
- 距離測定の結果を含む地図
- 地図そのもののスクリーンショットや画像
確かにスクリーンショットでキャプチャ画像を載せてしまえばAPIキーとは無関係なのですが、そもそも規約違反の疑いがありますので、もし行っている方は注意してください。
画像でWebサイトにGoogleマップを貼り付ける方法
スクリーンショットでは違反になる可能性がありますが、Googleマップを画像で貼り付ける方法はあります。それはGoogle Static Maps APIを利用する方法です。
そしてこのGoogle Static Maps APIを利用する方法が、今回のAPIポリシーの変更に影響します。ですので、画像で貼り付けたい場合はこのAPIポリシーをよく理解しておく必要があります。具体的には1日2万5000回以上のリクエストがあった場合は課金しなければエラー表示が出てしまう可能性があるとのことです。
iframeでの貼り付けはかなりWebサイトが重くなってしまうので画像で貼り付ける方法が有効になるのですが、その場合にはリクエスト回数に注意が必要となります。
また、画像での貼り付けにはAPIキーが不要と書いてあるサイトなどもたくさんありますがそちらは古い情報のまま更新されていないので、必ずAPIキーを取得しなければならないことは覚えておきましょう。
まとめ
Google Maps APIのポリシー変更で影響を受ける範囲、受けない範囲、また画像の貼り付けについての注意点を記載しました。Webサイトを運営していると外部のAPIの変更から知らず知らずの間に不具合が生じる場合がありますので、こういった情報を正しく把握し、対応しなければならない部分は素早く対応することが必要ですね。
関連エントリー(ポリシーの影響を受ける内容です)
Googleマップのカスタマイズがお手軽簡単にできる「EZ Map」を丁寧に説明します - イケメン息子とぐうたら猫の成長見守りブログ
最後までご覧いただきありがとうございます。
んだば、まだ。